人は努力をすることで様々なことが可能になります。

しかし、努力は必ず報われるのでしょうか?

努力は必ず報われる!?

このブログを読まれる方の多くは大人(中学生のお子様がいらっしゃる方)でしょうから、「努力は必ず報われる」などという言葉は綺麗事に聞こえる方も多いでしょう。

世の中そうそう努力が報われるものでもありませんね。

 

むしろ努力が報われないことのほうが多いかもしれません。

 

しかし、中学生には努力は必ず報われるということを伝えて頂きたいと思います。

努力は必ず報われる!?

中学生は子供だから綺麗事だけを伝えるべきだという意味ではありません。

考え方の問題でもありません。

考え方の問題とは

報われるという言葉は考え方の問題と言いますか、解釈の仕方次第で「努力は必ず報われる」という言葉を正当化します。

少しでもプラス方向に向かった結果を「報われた」と定義するならば、世の中すべて努力は報われるとも言えるでしょう。

 

しかし、こんな解釈をしたところで、実感として努力が報われなかった経験は小学生や中学生であっても既にしていると思います。

大人になればなおさらのこと、努力だけでは何ともならなかったことを経験されていると思います。

中学生の勉強に限って言えば「努力は必ず報われる」

しかし、中学生の勉強に限って言えば、正確に言うならば中学生の主要5教科に関して言えば、

 

努力は必ず報われる!

 

と言い切ることができます。

正直なところ、勉強に関しても個人差はあり、スポーツや芸術と同じように向き不向きはあると思います。

それでもなお、中学生の勉強に関しては努力だけで克服できると言っても過言ではありません。

なぜ中学生の勉強は努力が報われるのか?

それでは、なぜ中学生の勉強は努力が報われると言えるのでしょうか。

その理由は2つあります。

中学生の勉強は答えが1つしかない

スポーツや同じ勉強でも音楽や美術の実技とは違い、中学生の勉強(主要5教科)のテストには必ず1つだけの決まった答えがあります。

人生において答えが1つだけということのほうが珍しいですよね。

 

ですが、中学生のテストはそのシステム上、1つしか答えがありません。

 

だからこそ、そのたった1つの答えにたどり着く術さえあれば、努力次第でたどり着けるわけです。

これは人生の様々な事象に比べたら随分と簡単なことではないでしょうか。

 

人生では、社会では、最善と判断したこともそれが正解であるかどうかはわかりません。より良い結論があったのかもしれません。

だからこそ、人生も社会も難しい。努力も正解を誤れば報われませんし、それ以外にも才能も報われるためには必要でしょう。

ですが、中学生の勉強に関してはそれらの事象と比べて非常にシンプルです。

人生での様々な諸問題(選択)が中学生の勉強のように絶対的な正解があれば(中学生の勉強の答えも絶対的とは言い難いですが、成績を上げるためには用意された答えは絶対的な答えとされます)どれだけ上手くいったでしょうね。どれだけ努力が報われたでしょうね。

中学生の勉強は上限が決まっている

中学生の勉強はどれだけ難しい問題を作ろうと自ずとその上限は決まってしまいます。

どれだけ難しい問題であったとしても、ふつうの中学生が努力して理解できないレベルではありません。

 

大学以上の勉強、学問のレベルになるとそうはいかないでしょうし、もしかしたら高校生の勉強であっても不向きな子には到達できないレベルがあるのかもしれませんが、中学生のレベルであれば誰でも努力次第で望むところまで到達できます。

だからこそ、才能の入り込む余地も中学生の段階ではほとんど入り込む余地はありません。

 

つまり、答えが1つしかないということと上限があるという理由から、中学生は努力をすれば勉強は必ずできるようになり、努力は必ず報われるのです。

努力が報われたという経験は人生の財産になる

これはあくまでも私の個人的な考えではありますが、「努力が報われた!」という経験は、その後の人生において大きな財産になると思っています。

 

人生些細なことでもなかなかうまくいかないことのほうが多いものですが、何らかの問題に直面した時に、努力が報われた経験のある人と無い人、あるいは常に逃げてきた人とでは大きな違いが出るのではないでしょうか。

 

中学生が勉強に対してやる気がない場合の多くは「逃げ」です。

 

人生で逃げ癖をつけてしまうと学力や学歴以上に大きなハンデになると考えます。

その意味でも、中学生には勉強をすることで、すべきことから逃げることなく立ち向かった結果、努力が報われたという経験をして欲しいと思います。

その意味で、中学生には勉強は必ず努力が報われることを是非とも伝えていって欲しいと思います。

 

勉強法は努力を手助けする道具にすぎません。

 

仮に勉強法がまったくわからなくても。

仮に塾や家庭教師などの指導者がいなくても。

 

中学生が本気で努力をしたならば、成績は必ず望むところまで上がります。

 

しかし、努力と苦労は違いますし、無駄な苦労はする必要が無いとも考えますので、その意味で私は中学生に勉強法を今までも伝えてきましたし、このブログでも伝えていこうと思っております。

 

中学生の勉強においては努力は必ず報われる

 

それが中学生に伝わるだけでも、中学生のやる気が引き出されることはありますよ。